あけましておめでとうございます。
年末に標本棚を整理していたら、こんなものがでてきました。
見えづらいですが、真中にある約1?のものが化石です。
これは、カンブリア紀から三畳紀まで生息していた生物で、「コノドント」と呼ばれる微化石です。
コノドントは長い間謎につつまれていた生物でした。
1856年に旧ロシアのパンダ―博士により発見され、円錐状の歯を意味するコノドントと名付けられました。しかし、コノドントを持つ生物の発見はされませんでした。
生物の発見は1983年になります。イギリスのブリグス博士の研究グループによって体長約4cmほどのコノドント動物が発見されました。
コノドントは、ヤツメウナギに近い原始的な魚類の咀嚼器官ではないかという説が現在は有力となっています。
でも、小さすぎて何がなんなのか、分からないですよね?
肉眼でもほとんど何なのか確認できません。
これを30倍の顕微鏡で拡大してみると・・・
!!!!!
これが、口の中にいくつも並んで、取り込んだ食物を細かくしたりして捕食していたのですね。 納得です。
標本棚には、意外なものがあったりするので、たまには整理してみるのもいいなと思いました。
・・・・
たまには、、、ですけどね(笑)
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今年も、東京サイエンスをよろしくお願い致します。