季節は晩秋になり、会社の近くの車道はイチョウの枯葉で鮮やかに黄色に染まってます。
日本各地でも紅葉が見ごろとなり、滋賀県高島市にあるマキノ高原の全長2.4kmもある「メタセコイア並木」が観光地として話題となっているようです。
メタセコイアは、白亜紀後期以降に北半球の各地に分布し、新第三紀・鮮新世末(約260万年前)に絶滅したと考えられていました。しかし、1940年代に中国で生息していることが分かりました。メタセコイアは成長が速いので、現在は公園や街路樹としてよく植えられているようです。
写真は新宿御苑のメタセコイアです。ちょっと仕事を抜け出して、新宿御苑に散歩に行ってきました(笑)
メタセコイアは、スギ科針葉樹。葉は文字の通り、針のような細い葉です。
写真が一枚の葉ではなく、1本の枝に複数の葉がついてます。
約3,000万年前の化石も現在のメタセコイアと同じ形態です。
Metasequoia sp.
古第三紀・漸新世(約3,000万年前)
Montana, U.S.A.